Never knows
植松琢磨 / 辻一徹
2024年 5月 31日
ー
6月 16日
SOM GALLERY
SOM GALLERY は、5月31日(金)から6月16日(日)まで、植松琢麿と辻一徹による二人展、
「Never knows」を開催いたします。本展は、植松、辻にとって初めてとなるSOM GALLERYの展示であり、それぞれのメディアを活用した立体作品、サウンドインスタレーション作品を展開いたします。
植松琢麿は、身体の物質性と生命の関係をテーマに、さまざまな素材を自在に組合せたインスタレーションや、動物のフォルムを使った造形作品を制作しています。
辻一徹は、東京藝術大学デザイン科に在籍しており、有形物に加え、無形物も素材として組み合わせながら、偶然性やずれを内包させた様々なメディアを用いた作品を制作しています。
植松と辻、二人の作家の根底には、複数の事物における関係性や、関係性を起点に生じる事象に対する偶然性というテーマにおいて共通しています。本展は、空間の中で視認することができる素材や作品の関係性、空間やインスタレーションを通じて、鑑賞者と作品の間に偶発的に生じる事象やその意義を問いかけることを意図した展覧会です。私たちは、日々の生活を営む中で常に他者や事物を媒介に、絶え間なく変化する「関係性」に影響されることを余儀なくされます。彼らの作品は、そのような日常的に見過ごされる偶然性や関係性にスポットを当てることで、偶然性に囲まれた現実や固定概念との対面、再解釈へと人々を誘うことでしょう。
植松琢麿は、1977年石川県生まれ。2001年以降、国内外の美術館やギャラリーで作品を発表をし、現在は大阪を拠点に、作品を制作しています。主な個展として、「どこでもないところからの眺め」Yumiko Chiba Associates viewing room Shinjuku (東京、2016年)、「星のみかた What people do for astronomical observation?」千葉市美術館 さや堂ホール(千葉、2016年)等。
主なグループ展として、「Shanghai Jing’An International Sculpture Project 2020(上海、2020年)、「星をめぐる冒険」Yumiko Chiba Associates viewing room Shinjuku(東京、2020年)等に参加。
辻一徹は、2001年に東京都に生まれ、東京藝術大学デザイン科に在籍中。主なグループ展として、「Don't worry」CEKAI O!K STORE&SPACE(東京、2024年)、「grid3」biscuit gallery(東京、2024年)、「KUMA experiment 2023-24」クマ財団ギャラリー(東京、2023年)、COMITÉ COLBERT AWARD2022」(東京、2022年)等に参加。
本展覧会において、植松の立体作品を、約5点ほど、辻の立体作品を、約5点ほど発表する予定です。 本展のオープニングに寄せて、6月1日(土)17:00 - 19:00にはSOM GALLERYにて、作家を囲んでのオープ ニングレセプションを開催いたします。
本展への皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
Works
Installation View