Vita Nova

マシュー・モナハン、ヒュー・スコット・ダグラス、渡邊 涼太、塩出 麻美、シロヤマユリカ、三浦 光雅、アルド・ヴァン・デン・ブローク、ジョニー・メイ・ハウザー、黒瀧 藍玖

2026年 10月 17日

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11月 1日

SOM GALLERY

この度、SOM GALLERYは、渋谷区神宮前にギャラリースペースを移転し、オープニング展覧会「Vita Nova」を開催いたします。本展では、マシュー・モナハン、ヒュー・スコット・ダグラス、渡邊 涼太、塩出 麻美、シロヤマユリカ、三浦 光雅、アルド・ヴァン・デン・ブローク、ジョニー・メイ・ハウザー、黒瀧 藍玖の9名の作家による作品を紹介します。

SOM GALLERYのプログラムは、個々の作品や作家との出会いを起点に形づくられてきました。一つの作品への関心が、その背景にある文化や思想、先行する世代の表現へとつながり、そこから新たな作家や展覧会へと展開していく。「Vita Nova」は、そうした過程のなかで関係を築いてきた9名の作家によって構成されます。

渡邊はアルゴリズムによるイメージを絵具の堆積と切削によって再構成し、三浦は乱数と反復的な手作業を通して、規則と偶然が交錯する画面をつくります。塩出は静物画を通じてイメージと絵具の物質性に向き合い、シロヤマは身体感覚や自然現象、日常の経験を絵画へと展開します。モナハンは古代彫刻などの歴史的な造形を参照し、断片から身体を再構成します。黒瀧は織物の構造から人間と社会の仕組みを考察し、ヴァン・デン・ブロークは都市に残された物質や痕跡に時間と記憶を見出します。ハウザーは日常の風景や身近な物を通して個人の記憶とイメージの関係を捉え、ダグラスは歴史的な写真技術から生成AIまでを横断し、イメージを生産・流通させる構造を扱っています。

9名の制作は、その方法も参照する歴史も異なります。アルゴリズム、古代彫刻、織物の構造、都市に残された物質、写真技術の変遷。それぞれの作品には、作家が生きる現在と、そこに蓄積されてきた文化や技術との関係が異なるかたちで現れています。本展では、それらを一つの主題へと収束させるのではなく、個々の制作を通して、私たちがこれまで向き合ってきた表現を新たな空間で紹介します。

私たちにとって、同時代の作家との協働と、美術の歴史を読み解くことは切り離されたものではありません。一つの作品への関心が別の作家や先行する世代へと広がり、過去の作品との出会いが現在の表現を捉え直す契機となる。その往復を重ねながら、作家との関係を深め、世代や地域を横断する展覧会へと活動を広げていきます。

「Vita Nova」は、SOM GALLERYが新たな場所で迎える最初の展覧会です。作家たちと積み重ねてきた時間を礎に、この空間からどのような展覧会を生み出していけるのか。本展をその出発点として、新しいスペースでの活動を始めます。

本展のオープニング及びギャラリーの移転に寄せて、10月16日(金)18:00-20:00にてオープニングレセプションを開催いたします。

Works

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